小旅行

パパさんとオットの休みが合ったので、那須へ日帰り家族旅行。
遠出なので、朝早く(と言っても8時頃)出発。


まずは殺生石

殺生石の(いいかげんな)説明


昔の中国で悪さをした九尾の狐が日本へ渡り、美女の姿に化けて朝廷に仕えた。
その理由は日本を滅ぼそうとするため。
ところが、陰陽師に正体を見破られ九尾の狐の姿で那須へ逃げたあとも、悪さを続けたので退治される。
だが、九尾の狐は毒石にその姿を変え、人や動物らをその毒で倒し、何者も近づけないようにした。
そして、源翁和尚がその毒石の力を弱め、現在に至る。


まぁ、そんな伝説はあるものの、実際の毒の正体は硫化水素。いわゆる硫黄(いおう)。
「ゆで卵の腐った匂いがする」と 例えられるアレ。
いやー、臭かった!(w
それと、ここには千体地蔵なるものもありまして、毛糸の帽子や頭巾をかぶせられたたくさんの小さなお地蔵様がならんでます。



次は茶臼岳(那須岳)。
ロープウェイで9合目まで上がり、そこからは徒歩。
9合目までロープウェイ、楽勝! ……と言っても、そんなに甘くはなかった。
茶臼岳は典型的な岩山。
急な坂道に小さな砂利を敷き詰め、さらに一抱えもあるほどの岩をごろごろ転がした感じ。
いかにも山。
周りを行く人は本格的なトレッキングの格好をした人が多かった……。
(観光目的な軽装の人もいましたが)
こっちも硫黄が臭うこと臭うこと。
頂上付近では白い煙がもくもくと出てました。
ちなみに、登りより下りのほうが数倍コワイです。
油断してると足がとられて転びます、絶対。



次にお菓子の城。
どうやらお菓子工場らしい。
試食コーナーで食べまくる。
ここはお土産を買って終了。



最後に千本松牧場
パパさんいわく、ここにはお土産を買うためだけに立ち寄ったらしい。
でも、私のせっかくだから見ていこうよの一言で、少し周ってみることに。
牧場とはいうものの、乗馬体験ができたり、いろんな犬と触れ合えるコーナーがあったりします。
あと、自分の飼い犬を連れてきて、放せるところ(ドッグラン)もありました。
本当は、犬と触れ合えるコーナーヘ行きたかったけど、天候不良のため早めに店じまい。
仕方なく柵の外から眺めてました。
係員さんが散歩させていたミニチュアダックス(♀・太め)だけ触れました。
どうやら数十匹いる犬のすべてに名前がついているようです。
上記のダックスの名前も教えてもらったけど、忘れちゃったぁ。



一日中遊び倒し、午後3時半ごろクタクタになりつつ帰宅。
楽しかった〜!