ドリーム×ドリーム

こんな夢を見た。
おかげで一時間半ほど寝過ごした。
(長文につき、注意)

小さな会議室みたいなところ、白い壁が美しい。
隣で「ここに世界一小さい動物がいるんだよ」の声。
「知ってるよ、ネズミでしょ」と私。
2、3歩歩くと、右側目線より少し下に小さな水槽のようなガラス張りの入れ物。
覗きこむと期待通りのモノ(小さなネズミ)が1匹。
やっぱりな、と思いつつ、また進む。


すると、同じ位の水槽に今度は直径10センチくらいの亀がたくさん入っている。
見渡すと、亀が入っている水槽がほかにも5個くらいある。
アレ? と思っていると、右手側にあるドアから人が入ってくる。女の人だ。
『はーい、これから実験をしまーす』
唐突にそう言った。
どうやら電気を消してゆすると亀が赤くなるらしい。
まもなく電気が消え、水槽がガタガタとゆれる。
だが、私(達)が立っている場所に変化はない。


ゆれが収まり、電気がつく。
水槽を覗くと確かに亀の甲羅が赤くなっている。
真っ赤と言うわけではなく、甲羅のフチから何かが染み込んだようにじわりと赤い。
だから、甲羅の中心は本来の色、緑とも黒ともつかない色。
私は家で飼っている亀も暗くして揺らすとこうなるのかなぁ、と考えていた。
……が、現実の世界では亀を飼っていないし、飼ったこともない。
ぼけーっと亀を眺めていたら、また突然にあの女性が声をあげる。
『じゃ、レポート書いてくださーい』


気がつくと机の前。
四角(□)の形に白い長机が並べられ私の隣や前にも人が座り、生真面目にレポートを書いている。
目の前には10×15センチの白い紙。ご丁寧に罫線も引いてある。
とりあえず、何か書いていたような気がするが、その内容は忘れてしまった。


そこで、場面は急変。
大きなテーブルを囲み、食事をしている。
目の前には中華料理。酢豚や麻婆豆腐がどんどん運ばれてくる。
そして、なぜか配られてくる白い紙。大きさはさっきと同じくらい。
だが、それにはタイトルが書かれていた。
『この酢豚について書きなさい』
えーっと思いつつ、何かしらの感想を書いていた、と思う。


また、急変。
今度はIQテストのような問題が書かれたA4サイズの紙が10枚程度。
それに書かれている問いは
『ノヤクがヒヨコのとき、セヘグはなにか』
と言ったようなもの。
すらすら解けるものから、頭を悩ませるものまでさまざま。


……水が流れる音で目覚めた。
パパさんがトイレから出てきたようだ。
さっきの夢は一体なんだったのだろうか。


たいていの夢は見ると忘れるのだが、夢の途中で起こされると覚えていることが多い。
あと、今回の夢は上記の三つの話を連続して見たような気がするが、実はそれぞればらばらに見ている……なんて話を聞いたことがある。
それから、私の夢は毎回カラー(色付き)なのだが、オットはモノクロらしい。