久しぶり。
今まで書きたい衝動がなかったので、日記サボってました。
あるよね? そういうこと。
で、今日は、日記というかニュースの感想。


■ 母を毒殺未遂容疑の高1女子、ブログで動機示唆
例のタリウムのやつね。
このニュースはちょっと情報古いやつ。
もう、タリウム購入先わかってるしね。
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タリウムって初めて聞いたんですが、殺鼠剤に含まれる劇物だとか。
でも、この薬品は毒劇物取り扱い業者か、18歳以上(住所、氏名、年齢などの情報を用紙に記入)でないと売れないのだとか。
でも、薬局のおじさんが※『夏休みの実験に使うんです、お願いします』という女子高生の熱意に負けて売っちゃったんだとか。
バレなきゃいいとでも思ったのかね?

※それは断られたほうの薬局のいいわけで、実際の言い訳は『化学部の実験に使うので』だったようだ。
 そして、買った所は顔なじみの薬局だったらしい。


それから、どうしてこのような事件を起こしたのか不思議に思うという人がいるが、動機は単純明快。
女子高生はただ単に実験を行っていただけ。
そして、その実験動物が実の母親だったというだけ。
実の母親を相手に選んだ理由は、一番身近な人物で変化が分かりやすく、観察日記をつけるのにちょうどよかったから。
ただ、それだけ。
その結果、母親が植物状態になったり、死亡したりしたとしても、『実験終了』と思うだけ。
なぜなら、母親も使い捨ての実験動物にすぎないと考えているから。
今まで殺してた野良猫と変わりない。
というか、親子の情があればこんなことできっこない。


この女子高生から見たら『グレアム・ヤング 毒殺日記』のやったことを再現したかっただけだろう。
でも、ハタから見たら、ただの犯罪者でしかない。
彼の著書はいわば教科書。
幼稚園児に「赤い絵の具と青い絵の具を混ぜたら紫色が出来ますよ」と言うのと同じ。
それを聞いた幼稚園児は早速試して見るだろう。
そして、紫色が出来たら喜ぶだろう。
新しい知識が増え、世界が広がる。
彼女は本に書いてあることが本当なのかどうか確かめようとしただけ。
だから、赤と青の色を混ぜて紫を作った。
ただ、今回の事件は『赤い絵の具』と『青い絵の具』が『人間』と『タリウム』で、『紫色』が『中毒症状』になるが。


あと、メディアでは普通の女の子がとか言ってますが、普通の女は尊敬する有名人にイギリス最大の毒殺魔『グレアム・ヤング』の名を挙げない。
化学薬品にそんなに詳しくない。
髪を染めずにいたら、スカートを短くしなかったら、校則を破らなかったらフツウなの?
何を基準に普通というのかが、分からない。
髪を染め、スカートを短くし、夜遊びして補導されたとしても、その人達にはそれが普通で、彼女の方が異常だろうし。
まぁ、普通とは何か、は永遠の課題だろうな。


長々と書きましたが、とりあえずこんなとこかな、と。
ともあれ、母親が元気に快復されることを祈っています。







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